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2020.09.11
節税=正しい納税
「節税とは」、税理士という仕事に就いている限りは無視できないキーワードであり、納税者の多くが税理士に期待していることではないでしょうか。
そもそも節税とは何か、
<ケース1>
例えば、本来1,000万円納税すべき納税者が1,200万円支払っている場合に、納税額を1,000万円にすること。
これが節税であると考えられます。
<ケース2>
一方、本来1,000万円納税すべき納税者に対して、納税額を800万円にすること。
これは節税ではありませんね。税務調査で発覚した場合は追加の200万円+ペナルティを支払わなければなりません。
ケース1、2と簡単に書きましたが、ケース1のように本来支払うべき1,000万円の税額を正しく計算し、手続きを行うこと非常に困難です。
それほど税に関する制度や経済取引が複雑になっているからです。
誰しも税金を少しでも安く抑えたいと考えていますので、インターネット等で紹介されている節税方法を鵜呑みにする気持ちも分からなくはないですが、ケース2の間違った方法が見受けられますので十分ご注意ください。